こんにちはstaff下田です
先日映画の「22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語」を観まして
2007年の作品なんですが、なんで今?って感じですが
大林宣彦監督の「大分三部作」の第2作で、伊勢正三さん作詞作曲の「22才の別れ」をモチーフに大分県を舞台にした作品なんです。
福岡と大分(臼杵市と津久見市)が舞台となれば津久見市出身である以上これは見ないとって事で(笑)
と言うか当時発表前から地元で撮影があるよーって話は聞いてたんで作品自体は知ってたんですけどね
伊勢正三さんの出身地である津久見市、臼杵市などで主にロケが行われていて、ガッツリ自分地元なんですよね(笑)
ストーリーは現在(2000年代の福岡)と過去(1970年代の大分)を舞台に主人公と2人の母娘2代にわたる恋愛物語です
主人公が学生の頃付き合ってた元彼女(現在は亡くなっている)との話と、中年になった主人公が福岡で元彼女の娘と出会い恋するというもの
これだけ聞くとドロドロな2世代恋愛って感じだけどめちゃくちゃ純粋な恋愛ストーリーなんですよこれが
なんとも言えない切なさ…
主人公の学生時代が津久見市で、学校の校舎が母校(現在休校中)だったり駅も昔毎日通った駅で、その他津久見の町もかなり見覚えがある景色で懐かしいようで、スクリーンを通すとまた違う風に見えるなーと不思議な感覚でした
うわっ!ここあそこじゃん!とか所々めっちゃマニアックな場所で撮ってるなーって一人でツッコミつつ
パラレルワールドを見ているような感覚を楽しめました(笑)
ストーリー自体は全体を通して薄暗い雰囲気で映像も淡く、序盤はホラー映画かなって思う感じの作りで、コンビニとか電気ついてるの?ってぐらい暗くて(笑)
ストーリーと風景の両方を楽しめた作品でした
もう一つの大分の作品の「なごり雪」もそのうち見ようと思ってます
