オーストラリアからこんばんは、RANです🏄♀️
最近の私はと言いますと・・・
『労働』でございます。
もう、信じられないくらい働いています笑
4ヶ月後に迫った人生の夏休み
2ヶ月間のオーストラリア一周旅行に向けて
本格的にお金を稼ぐフェーズでございます。
世界一最低賃金が高い国と言われるオーストラリア。
私は一体いくらお給料をもらってるの?
実際本当にそんなにもらえるの?
2年半、どんな仕事をしてきたの?
などなーーど!
私のお仕事経験について
今日はみなさんにお伝えしていきたいと思います!
ではまずは前回の
『そんなん分かるかクイズ』の答えから!
前回のクイズの内容は・・・
Q.マーケットのガレージセールの入り口に
この文いいなぁって思う文が書かれた
看板が置いてありました!
ガレージセールならではであり、最高の一文。
それは一体なんだったでしょーかっ!
それでは正解はこちらっ!!
「TRASH&TREASURE」ゴミと宝物。
いやーーー。いいですね。好きっす。
誰かにとってはゴミ。
そして誰かにとっては宝物。
こんなん売れるん?っていう物が
たくさん売られていたんですが
きっとそれも誰かにとっては掘り出し物の
お宝になるかもしれないですね☺️
素敵だなぁと思った一文でした!
それでは本題のお仕事へ!
まず私は現在、カフェのバリスタのお仕事
そしてホテルのバーでのバーテンダーのお仕事
の二つをしています。
みなさん気になるお給料ですが・・・💴
まずはオーストラリアの雇用形態から。
オーストラリアには3つの雇用形態があります。
・Full time(フルタイム)
これは日本の正社員のような雇用形態で
有給と週38時間以上の労働時間が保証されます。
・Part time(パートタイム)
こちらも有給が付き、週8時間以上38時間未満の
最低労働時間の保証が付きます。
・Casual(カジュアル)
こちらは日本のアルバイトのような雇用形態で
有給や保証等は一切つきません。
その代わり、時給が他の雇用形態よりも高いです。
と、いう感じです。
現在のオーストラリアの最低賃金がAUD$23.22
現在のレートで日本円にすると、約2300円!!
カジュアルで働くと、さらにこの時給に25%が
上乗せされた金額が最低時給になります✨
私のバリスタの仕事が平日は1時間$29.04
そしてバーテンダーの仕事が平日は$31
どちらも時給約3000ほどもらえています💰
そしてオーストラリアは土日、祝日、早朝深夜
はさらに時給が高くなります。
バリスタの土曜日の時給は$34.85
バーテンダーの土曜日は$37.20
そして日曜日はなんと$43.40
日曜に働くだけで1時間4000円を超える時給です。
基本的にはバリスタは週5日、1日6時間。
バーテンダーは週2〜4日、1日5.5時間入っており
オーストラリアではお給料は週払い、隔週払いです。
私は週払いで所得税を毎週32%払っており
1週間に10万円、1ヶ月40万円くらいの手取りです。
一時期オーストラリア出稼ぎが話題になりましたね🐨
確かに!!こんだけ稼げれば天国!!!!
と、思う方もいらっしゃるでしょうが・・・。
現実は結構厳しいです。
私、ここまで来るのに血と涙を流しました笑
それではここからは私の
オーストラリアでのお仕事を2年半分ご紹介ー👏
まず私は2020年1月にオーストラリアに
初上陸をしました🦘
200万貯めた貯金は150万円学費等に使い、
手持ち50万円での渡航。
オーストラリアでバリスタになることを夢に
語学学校のバリスタコースを受講していました。
語学学校に行きながら2ヶ月ほど経った頃
そろそろバイトをしようと思っていた矢先
コロナウイルスが蔓延しました。。。
オーストラリアでは飲食店は強制一時閉店。
たくさんの失業者が出ました。
外出できないため、ネットを使って
色んなところに仕事の応募をしてみるものの
一件も返信がこず、そうこうしているうちに
私の全財産は10万円に。
ビザ延長のために農場労働を
しなければいけなかったので
街では仕事がない。もうファームに行こう。
と、路線変更して、学校を休学しました。
めちゃくちゃ胡散臭い求人から返信がきまして
これ騙されるんじゃないか。と思いましたが
お金もないし日本に帰る決断もできなかったので
長距離バスで24時間、1人で遠くの農場へ行きました
海外に来て3ヶ月。お金も家も車も仕事もない。
行った先に本当に家と仕事はあるのだろうか。
知らないど田舎に1人で、知らない人の元へ。
不安と心細さと、でも何故か
1人で大冒険してるワクワク感もありました笑
無事に到着して
2週間の隔離があり、お金が本当に底を尽きる。
でもあと少しで働ける、なんとかなる。
という微かな希望が綺麗に砕かれました。
$24の時給の仕事の求人で
室内でピーマンの箱詰めの求人でしたが・・・
やはり・・・\嘘でした/
時給の仕事はなく、待つこと数週間。
歩合で屋外でのトマトの剪定の仕事を貰えました。
こんな感じでした🍅
1プラント4円くらいだったような気がします。
炎天下でこの広大なファームでずっと中腰。
足も腰も全部痛くて立てない😂って感じでした。
この仕事が週に3日あるかないか、という状況。
週1万円くらいしか稼げない日々が続きました、
求人を出していた方のホステルに住んでいましたが
そこの家賃が週1万5000円ほど。
ちなみにこんなところにぶち込まれました。笑
これで家賃1ヶ月6万円。やばすぎる笑
オーストラリアのど田舎で女1人。
全財産が70円ほどになり、家賃も払えない状況に。
嘘をつかないで!と、最初の時給で雇いますと言う
やりとりの証拠を突きつけて猛抗議しました。
このままでは生きていけない!と。
猛抗議の結果ズッキーニやチリの収穫の仕事も
もらえましたが、収穫期を過ぎていたこともあり
1日働いて1000円くらいしか稼げない日もありました
このバケツ満杯にして150円くらいだったと思います。
このズッキーニは本当にしんどかった。
腰に6個くらいバケツをぶら下げて
どんどんズッキーニを入れていくんだけど
重いわバケツが足に当たってアザだらけになるわ。
だけど、こんな景色を見られるのは
オーストラリアのファームの特権。
そんな、いいところもありましたよ🍅
20本くらい入った人参が100円だったので
それを主食にして、なんとかお金をためました。
その後もあまりにも酷い扱いを受けたため
日本人グループでボイコットした結果
クビになり、その時の全財産が6万円ほど。
友達を頼り、街に戻りました。
その後は友達とともに
また別のファームへ行きました。
こちらはトマトの収穫のお仕事!
ここは本当にホワイトで楽しかったです✨
時給の仕事と歩合の仕事があり
週5万円から7万円ほどの稼ぎでした。
ここは炎天下ではないものの
今度はハウス。中にミストがあって
気温も湿気も半端なくて超絶暑かったです
その後、オーストラリア生活が
一年になるタイミングで
私は農業がやりたいわけじゃない。
バリスタの仕事をしたい。
バリスタの経験もない、英語も十分じゃない。
そしてコロナも終わっていないこの状況では
このままではバリスタになれないと思い
一旦全てを立て直すために日本へ帰国。
ファームの仲間と最後の一枚🥺
日本でバリスタ修行を1年半くらい積んで
英語の勉強をたくさんして
オーストラリアに戻りました。
そして、オーストラリアに戻って約一週間で
なんとバリスタの仕事が見つかりました👏
ここの時給は$27.50
オーストラリアでの初めてのバリスタは
本当に難しくて大変で、涙が出そうでしたが
ちゃんと時給をもらって安定した生活を送れる
そして何よりも夢だった仕事につけて
本当に本当に嬉しかったです。
週末だけ、日本人の友達がやってる
マーケットでの日本マッサージのお店でも
働かせてもらいました!
温泉施設などでマッサージをされてた先輩に
基礎から教えていただき、楽しくて
やりがいがあるお仕事でした✨
私マッサージ結構得意みたい💆♀️
ヘッドスパとかもできるようになったよ☺️
その後はまたビザ延長のため所定労働へ。
もう農場は嫌だということで
カンガルーの食肉加工工場を選びました🦘
ここの労働は、炎天下の農場とは真逆で
冷蔵庫の中でのお肉のパッキング。
解体されるカンガルーを見るのは最初は
ちょっときつかったです。
血まみれになるし、凍えるほど寒かった❄️
朝3時に起きて5時から8時間くらい働きました。
ここでの時給は$27.50
ここでは、たくさんの仲間ができて
仕事終わりにカフェに行ったり、遊園地に行ったり。
とても楽しくて、そして英語力も上がりました。
そしてその後。。。今の仕事、というのが
私の2年半の大まかなお仕事の流れになります。
こうして思い出してみると
最初の一年は、私の英語力
そして今までの経験は何一つ歯が立たず。
コロナの影響も相まってかなり過酷でした。
ザーッと書いてきましたが
日本で修行する決断をしたこと
英語の勉強をやめなかったこと
そして自分がやりたいことを諦めなかったことが
今の仕事、収入に繋がっているのかなと思います。
今、私は本当に幸せです。
日本人が1人もいない環境で働くことができてて
英語もぐんぐん伸びているのを実感してるし
何よりも、3年かかったけど夢を叶えられたこと。
本当に色々あった、すごく遠回りをしたからこそ
自分に自信がつき、毎日楽しく働いています☕️
それではここで本日のーーーー!
『そんなん分かるかクイズ』のコーナー!!
Q.オーストラリアに上陸した私。
最初に履歴書を出す店は
日本にいる時から決まっていました。
そして本当にそこに出しました!!!
叶わなかったけど、日本にもある大好きなお店。
それは一体どこだったでしょうかー!!
答えは次のブログにて😘
カタコトのぐちゃぐちゃの英語で
めちゃくちゃイカつい大男に食ってかかるくらい
気が強い私ですが、人生で初めて心が折れて。
お金がないことを親には隠していたんですが
きっと親は全部わかっていたんでしょうね。
ふと母に電話をした時に「よく頑張ったね。」
と言われた時には、小学生ぶりくらいに
母親との電話越しに大泣きした日もありました。
やばい思い出してちょっと涙笑。
気を取り直して。
いつもはスタジオや機材の紹介をしていますが。
音楽をやっていると、何かの目標を追っていると
本当に辛くなる時がありますよね。
弱音を吐くな、お前が決めた道だろう。
と言う人もいますが、大丈夫。
吐き出しちゃっていいんです。
ずっと頑張れないからね。
FineSoundは、いつでも皆さんをまっています
スタジオ利用のためじゃなくても全然大丈夫☺️
ふらっと寄って、今の悩みでも
夢が叶いそうな報告でも。
なんでも話しにきてください!
シフト入ってないのにFineSoundに居座るほど
私も大好きで落ち着く場所です😂
10月になって帰国したら
私も皆さんの話をたくさん聞けることを
楽しみにしています。
それではまた次のブログで!G’day!!